2019.06.24

TABATA 仕事の流儀 vol.3 リフォーム事業部 山口

こんにちは。株式会社TABATAのブログ担当です。 TABATAは相模原市を中心にリフォーム全般のご依頼をお受けしています。 今回のブログも前回に引き続き『TABATA 仕事の流儀』を弊社社員にインタビューして参りましたので掲載させて頂きたく思います。 本日お話を聞いたのは今リフォーム事業部で活躍をしている山口(やまぐち)です。山口は建設業に身を置いてより30年を越す大ベテラン、リフォームの事業に携わる前は木造の大工職で汗を流していました。 今山口はリフォーム業にどんな思いを持って挑んでいるのでしょうか。30年で移り変わったものと変わらぬ思い。そのキャリアに”仕事の流儀”を覗いていきます。

この30年で業界や仕事はどう変わった?

上でもご紹介した通り、大工業に身を置いてから私は32〜33年になるのですが、ちょうど私が大工業を始めた時期は「建築への考え方」そのものが変革し、建設業界の転機とも呼べる時代と重なっていました。 その理由は大きく”阪神淡路大震災”です。日本を揺るがした天災はそれまでの建設業界の”手抜き工事”を明るみにし、監視や検査を国が頻繁に行われるようになって行ったのです。 加え、当時私が大工業を志そうとした時代はそれこそ釘打ち機もままならない” 手作業”が主流、一般的に“10年下積み”が当たり前の風潮がまだ根強かった時代でもあります。 しかし、ここ30年で建設業も「機械化」の波を受け急進的な進化を果たすようになり、一概に大工の腕のみに左右されない工事が可能になっていくようになっていきました。 たとえば、プレカット技術で躯体工事を行えることや、在来工法からツーバイフォーを一般の工務店も出来るようになったのは好例だと思います。 ですので、私が大工業にいた30年は、建設業の考え方から技術まで大きく変わっていった時代でもあるのです。

なぜ”リフォーム”業に転向したのか?

実は大工業に従事している時にも”リフォーム”を頼まれるお客様は多くいらっしゃいました。 私は神奈川県の相模原市は橋本の出身なのですが、相模原市はバブル期にマンションが建ち、その後戸建てが一気に増えた特徴を持っています。ですので、自ずと不動産会社と職人さんも多く、比例してリフォームの相談を受ける機会も多く、TABATAに入社する前から色んなリフォーム工事に携わっていたのです。 ですので、TABATAに入社したのはまだ数ヶ月なのですが、リフォームに関しても時代の変化を私は見てきました。 大きく変わったのは「お客様」です。最近はリフォームのことを勉強されている方も非常に多く、その分仕上げについても今は「細かな技術」が求められます。

TABATAに入社のキッカケは?

3社くらいからお声をかけていただいたのですが、私も50歳を過ぎているので、おそらく新しく会社に入るのも最後。慎重に悩んだ結果、1番一生懸命にお話していただいたのがTABATAの社長だったのです。 実は社長とは昔からの知り合いで、本格的に声をかけてもらったのは3〜4年も前のことです。昔からの社長を知っている分、何事にも一生懸命な人柄に惹かれた部分も大きいでしょう。

今担当している業務は?

今は先でもご紹介していただいた通り、”リフォーム”ですが、今までの大工業の経験も活かせるので、コレといった専門が決まっているわけではなく電気工事や水道工事、キッチン周りなどなど、さながら”多能工”のような感じでリフォームに関わること全般を行ってます。 なので、私の仕事の役目としては、いい形での「世代交代」であるとも考えております。 時には道を導いたり、自分が培ってきた経験を還元して、若い子達の成長を支えていけたらと思い、仕事に臨んでいます。

施工管理の山口さんからみてどうですか?

とにかく大工工事は勿論、電気、水道何でもオールマイティに仕事ができるので、 管理する側としてもとても頼みやすく、言うまでもなく頼りになる存在です!

TABATAの特徴は?

若い子がよく頑張っている会社ですね。 自分の子どもたちと同世代の職人がすごく意欲的に仕事に取り組んでいます。 この会社は社長が個人でやり始めた時から知っているのですが、昔の苦労がやっと身になってきたんだなと思います。

最後にリフォームを検討している方に伝えたいことは?

  いいリフォーム会社を見分けるコツなのですが、「リフォーム会社を選ぶ」にあたっての良し悪しは、お客様からすれば分かりづらいものであると思います。それはもちろんリフォーム工事には専門的な知識や技術が多く交錯するからです。   しかしながら、1つ会社の”良し悪し”を見分けるポイントとして注意深く見て欲しいのは会社の”雰囲気”です。 というのも、リフォームはチームプレイ、連携が取れていない会社がいいリフォームをできるわけがないのです。 それは実際に工事が始まってからというわけではなく、契約前の担当者からも雰囲気は見てとれると思います。 連携は現場のみならず内勤との繋がりをも指すからです。   物作りをしていく上で、「 暖かみのある」、「気持ちを込めて仕事をしてくれそう」という観点から会社を見てみると自ずと、頼みたい会社が見えてくるのではないでしょうか。 いかがでしたでしょうか、建設の時代が大きく変わったこの30年山口はその変化を身をもって体感してきました。そんな山口だからこそ時代によらない建設の"心"を若い世代へと受け継ぐことができるのかもしれません。弊社社員山口を宜しくお願いします!
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