2019.06.24

TABATA 仕事の流儀 vol4 リフォーム事業部 小澤

こんにちは。株式会社TABATAのブログ担当です。 TABATAは相模原市を中心にリフォーム全般のご依頼をお受けしています。 今回も前回に引き続き、弊社社員インタビューを掲載していきたいと思います。今回インタビューをする社員はリフォーム事業部に所属する『小澤』です。 小澤は材木屋の出身で学生の頃から家の手伝いもしており、建築への興味はそのままその後の進路にも反映、大学でも建築を専攻に学びを深めました。 卒業後、経験と知識を活かして建築不動産の業界に飛び込んできた小澤は生粋の”建設業の仕事人”と言える存在かもしれません。 今はTABATAのリフォーム事業部で活躍している小澤はどのような仕事の流儀を持っているのでしょうか。

リフォーム事業部のお仕事は何をするのか?

  リフォーム事業部は基本的に、営業と積算、見積もり、お客様との打ち合わせ、職人の手配までをやっております。

TABATAに入社するまでの経歴は?

初めからリフォームというわけではなく、大学卒業の後は”ビルの設計”をしており、30になってからは”戸建ての設計”なども行っていました。 相模原に来てからは、今度は建売の会社で木造建築の設計を担当、営業の技術は不動産仲介の会社で学びました。

建設にまつわる様々な仕事を経てより”リフォーム”を選んだ理由は?

まず、今住宅は国の施策からも「新築」から「リフォーム」の時代に移行しております。私は今までマンション、戸建ての設計を行ってきたこともあって、「今度はリフォームの”営業”兼”監督”に挑戦したく」考え、今から10年前にリフォーム業界にきました。

お客さんお家に対するニーズの変化は

今までお客さんのニーズって漠然としたものが多かったのです。 たとえば「幾つかの形が決まっている中からお客様に選んでもらい、その要望を叶える」ことが通例だったのですが、今は「お客様自身が明確な希望を持っていらっしゃる」ことが大きな変化です。 典型的な例が「リノベーション」なのですが、今はインターネットでも多くの家を比較することも可能になりましたから、お客様の要望や夢も昔よりより具体的に膨らむようになったのです。 だからこそ、お客様がやりたいことを全て聞いた上でプロとしての意見をお伝えし、最大公約数、お客様が1番納得していくモノを作り上げていくことが何よりも大事な仕事になりました。

家の使い心地と夢の実現という感じですね?

こだわりをお聞きして「これだと使い勝手がよくないかもしれません、こうしてみませんか?」というご提案をします。お客様が勉強しているからこそ、 こちらも新しいものを勉強し続けないとといけません。

例えば「使い勝手がよくない」というのはどんなところに現れますか?

「空調効率悪くなるから電気代がすごくかかる」 「この素材をココに使うと傷みやすいかもしれない」 などはプロならではの視点ではないでしょうか。 もちろんのこと「絶対やめておいたほうがいい」というわけではなく、お客様の理想がまず初めにあって、私たちはその後の生活を想像して、アドバイスやご提案をし、選択してもらうイメージですね。 人生で設計の師匠に言われたことは、 「夢を全部聞いた上で、着工までの間にちょっと現実に戻す」ということです。 それは施工物が住居であり何十年も住み続けるわけですからね。 そこで生活して、子供が生まれて、育って、もしかしたら亡くなる最後までその家にいるかもしれない。 そこまで想像した上で背負うことが僕たちには必要なんです。 ですから「技術」だけでもダメだし、「営業トーク」だけでもダメ。 お客様に接し続けてきたからこそできることがあるなと感じています。 TABATAの若い子にも、お客様と接して喜びを間近で感じられる経験をたくさんさせてあげたいです。

TABATAはどんな会社ですか?

ありがたいことに仕事はたくさんあります。 会社がシッカリしているので、お客様からの信頼も高く、田畑社長の情熱が若い社員の熱量をも引き出しているかのような会社です。それも、ただ情熱を持っているだけというわけでなく、業界全体で見てもすごく知識もあるし、経験もあるなと感心します。 若い世代のみならず、そこに最近、現場30年の大工をやってきた山口さんだったり、マンション施工の監督をやってきた海老原さんというスペシャリストが入ったことですごく厚みを増してきている感じですね。

最後にメッセージは?

最近は若い子があまりこの業界に来なくなってきていますけど、モノを作ることはやっぱりすごくやりがいのある仕事です。 建設業界全体で人手不足を嘆きがちですけど、若い世代が自ずと建設業に憧れを持つような魅力をもっと出していかないといけないなと思います。 いかがでしたでしょうか。リフォームにも様々な技術が導入され、進化は日進月歩ですが、小澤の「家」に対する思いと学び続ける精神は変わりません。建設一筋の小澤をこれからも宜しくお願いします!
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